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オスプレイ墜落事故についての声明


              2023年11月30日

               社会民主党東京都連合 


 11月29日、鹿児島県屋久島沖に米軍横田基地所属のCV―22オスプレイが墜落した。1名の米軍人の死亡が確認され、残りの軍人は捜索中という。当日は、米軍岩国基地からオスプレイ3機が沖縄県嘉手納基地へ向かう途中で1機が制御不能で屋久島沖に墜落大破した。目撃者によると「オスプレイは機体から火を噴き胴体を空に向けて墜落、大きな音を立て黒い煙が立ち上がった」と話している。

 墜落したCV―22オスプレイは、米軍特殊作戦部隊専用機で、2018年10月に横田基地に配備され、その後1機が追加配備された合計6基のうちの1機である。日本国内での墜落は今回が初めてだが、米軍海兵隊のMV-22、陸上自衛隊のV―22は構造がほとんど同じで墜落事故・墜落手前の緊急着陸を繰り返している。今年2月にはCV-22のクラッチに欠陥があり、一時は全面的に飛行停止したが、不安・懸念を残したまま飛行訓練を再開している。

 今回の墜落したオスプレイは、横田基地周辺の人口が密集する市街地上空で日常的に訓練していたうちの1機である。したがって、市街地での墜落事故を恐れていた横田基地周辺の人々の不安が、海上事故と言え、残念ながら的中してしまったものである。

 社会民主党東京都連合は、以下について米軍ならびに日本政府に求めるものである。

  1. 横田基地所属のCV-22オスプレイ、MV-22オスプレイ、V-22オスプレイの全機の飛行ならびに飛行訓練を中止すること。

  2. 事故に関するすべての情報を開示すること。

  3. 横田基地へのオスプレイの追加配備を行わないこと。

  4. 自衛隊立川基地へのV-22オスプレイの飛来を中止すること。

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